小黒です。
こちらのWEBサイトや各SNSでご報告させていただいておりましたが、2024年に入ってから、約1ヶ月間のお休みを頂戴しておりました。
休んだきっかけ
私事になりますが、昨年末に母方の祖母が亡くなりました。100歳を超えての、大往生でした。
詳しくはこちらの記事で書かせていただいた通りなのですが、今後もパフォーマンスを維持していけるようにするための、ポジティブな休養です。
何をしていたか
12月28日に仕事を納め、新潟に帰省。祖母に手を合わせることができました。
しばらく新潟に滞在しようと思っていたのですが、1月1日に、あの震災があり……。
「帰れるうちに、帰った方が良い」と両親から背中を押され、翌日の夜、京都に戻ってきました。
幸い、家族は怪我などをせずに済みました。しかし次第に明らかになる被害の大きさに、驚愕する毎日。私自身も、子どもの頃に経験した新潟中越地震や、中越沖地震の記憶がフラッシュバックしてきて、心を痛めておりました。
改めて、被害に遭われた皆さまには、深くお見舞い申し上げます。
京都に帰ってきた後は、妻やカメラマンの友人と冬キャンプに出かけたり、本棚に眠ったままの本を開いてみたりと、普段なかなかできなかったことをしながら、1ヶ月間を過ごしました。
休んでみて、どうだったか
既に依頼を頂戴していた仕事もありましたので、完全に休んでいたわけではありませんでした。ただ、これまでの仕事量を100とすると、20〜30くらいという感じです。
当然、休む=仕事がなくなるということなので、収入は休んだ分だけ減りました。
良かったこと
短い間でしたが、新潟の実家に帰省し、祖母にも最後の挨拶ができました。年始には痛ましい出来事がありましたが、その後はとにかく、ゆっくりできました。
主観ですが、制作の仕事は体力(HP)だけでなく、精神力(MP)も大いに使います。
毎日、寝て休めばHPは回復しますが、MPは厄介です。好きでやっている仕事ですが、どうしてもMPは減っていってしまいます。
仕事のペースを落とし、しっかりと休んだことで、HP・MPともに全回復させることができました。
反省点
中・長期的な目標を持てなかったことは、反省点のひとつです。せっかく1ヶ月も休養期間があったので、興味がある分野の勉強をするなど、もっとできたこともあったのかな……と思います。
また大変ありがたい話ですが、毎日少しずつ仕事をしていましたので、もっと本格的に休む方法もあったのかもしれません。
時を同じくして、作家の岸田奈美さんが「一週間、完全休業する」とnoteに書かれていて話題になっていました。もちろん私は駆け出しなので、制作にも全力で挑めるよう頑張っていきたいのですが、「仕事をするときは仕事する、休むときは休む」と、もっとメリハリをつけても良いのかもと考えました。
これからに向けて
私は長距離走よりも、圧倒的に短距離走タイプだと自覚しています。自分の能力や性格がある中で、仕事の仕方だけなく、休み方にもこだわっていかなければいけないと考えた1ヶ月間でした。
独立して、もうすぐ1年。お陰さまで、まだまだこの仕事を続けていけそうです。
これからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします!